医院名
蔵前かとう内科クリニック
院長
加藤 大貴
住所
〒111-0051
東京都台東区蔵前3-4-9 蔵ビル3F

  • 都営浅草線
    蔵前駅 A0出口から徒歩1分(出て右 トランクルーム隣)
  • 都営大江戸線
    蔵前駅 A6出口から徒歩3分
  • バス
    蔵前2丁目停下車 徒歩2分
診療科目
総合内科・頭痛外来・脳神経内科
電話番号
03-5809-2416

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東京ドクターズ 蔵前かとう内科クリニック

頭痛には大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 生命にかかわらないが日常生活に支障がある辛い頭痛
    1次性頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。生命にかかわらないが辛い頭痛です。頭痛患者さんの約90%がこのタイプにあたります。

  • 生命にかかわる怖い頭痛
    2次性頭痛は、脳腫瘍や炎症、脳の血管障害など放っておくと生命にかかわる怖い頭痛です。頭痛患者さんの約10%がこのタイプにあたります。

片頭痛

片頭痛って どんな病気? 

  • 月に数回同じような頭痛が起こるが、頭痛がないときは普通に生活できる。
  • 頭痛のときは仕事や家事を続けるのがつらくなる。

こんな頭痛は「片頭痛」かもしれません。

片頭痛は若い女性に多い

片頭痛は、20-40代の若い女性に多く、とくに30代女性の5人に1人は片頭痛と言われています。 

女性の片頭痛の7割は女性ホルモンの変動が関与しています。

「ただの生理痛」と思っていた頭痛は片頭痛かもしれません!

片頭痛の痛み方

こんな症状に心当たりありませんか?

  • 階段の昇り降りなどの日常動作で痛みがひどくなる
  • 頭痛と一緒に吐き気がしたり、吐いたこともある
  • 頭痛のあるとき、普段より光がまぶしく感じたり、まわりの音がうるさく感じたり、においに敏感になる
  • 頭痛が起こる前に視界がチカチカしたり物が見えにくくなる

あの文豪も片頭痛だった

芥川龍之介
私小説的短編「歯車」から抜粋

「・・・視野のうちに妙なものを見つけ出した。・・・絶えずまわっている半透明の歯車だった。

・・・歯車は次第に数を殖やし、半ば僕の視野を塞いでしまう。

・・・暫くの後には消え失せる代わりに今度は頭痛を感じはじめる、-それはいつも同じことだった。」 

片頭痛はこうして起こる 

日常生活で気をつけたいこと

  • 片頭痛の起こりやすい状況を避ける
    片頭痛の誘因は人によって様々ですが、片頭痛が起こりやすい状況を把握できれば、それを避けたり注意することができます。

  • 片頭痛の誘因
    ・ストレス ・人ごみ ・光や騒音 ・環境の変化(気温、気圧、旅行 等)
    ・寝不足や寝過ぎ ・空腹 ・生理 ・食品(赤ワイン、チーズ 等)

片頭痛の治療薬 

トリプタン製剤は、片頭痛の原因である頭の血管の拡張炎症を鎮めるお薬です。

鎮痛薬は、痛みを感じにくくするお薬です。

片頭痛の治療

片頭痛が起こった時の対処法

  • 片頭痛が起こったら、我慢せず早めの服薬を!
  • 暗く静かなところで安静にすると楽になります。
  • 痛む部分を圧迫、冷やすと痛みがやわらぎます。
  • 微糖のコーヒーを飲むと軽くなることがあります。

片頭痛が起こった時の対処法

十分な効果が得られないからといって、ついつい規定量以上の鎮痛薬を服薬したり、毎日繰り返し鎮痛薬を服薬するのはやめましょう。

かえって頭痛がこじれて、毎日のように頭痛が起こる「薬物乱用頭痛」になる可能性があります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は最も一般的で日本人に多い頭痛です。

長時間同じ姿勢で仕事をした時などに筋肉や神経が緊張して起こります。多くの方が一度は経験したことのある頭痛ですが、精神的・身体的ストレスが原因で慢性化してしまうことがあります。数日にわたり頭全体がギューッと締め付けられる頭痛が続きます。

片頭痛と見分けるコツは、緊張型頭痛では日常生活への影響は少なく、階段を昇ったり、体を動かしても悪化しません。朝より夕方にかけて悪化します。

緊張型頭痛の対処法

筋肉や神経の緊張が原因の頭痛なので、マッサージやストレッチ、体操をする、ゆっくり入浴する、友人や家族とゆったり楽しい時間を過ごすと症状が軽くなります。

ずっと同じ姿勢でいることが多い方は適度に休憩や姿勢を変えるなどの対処も有効です。

群発頭痛

群発頭痛は、ある一定の期間(約1か月間)毎日のように睡眠中に決まった時間に起こる片目をえぐられるような激しい痛みです。‘人類最強の痛み’と評されるこの激痛は3時間以内に自然に治まります。しかし、睡眠中に激しい痛みが起こるため、眠ることに恐怖を感じている方も少なくありません。

群発頭痛の特徴は、痛みと同じ側で涙が出たり、眼が充血したり、まぶたがはれたり、鼻水・鼻づまりなどの症状を伴います。片頭痛が女性に多いのとは対照的に群発頭痛は20-30代の若い男性に多いのも特徴です。

群発頭痛の治療と予防

群発期(約1か月間)には、その痛みのために日常生活に大きな支障が生じることから、積極的に治療を受けることをお勧めします。

  • 発作時:トリプタン(イミグラン皮下注射)と酸素吸入
  • 予 防:Ca拮抗薬(ワソラン)、ステロイド、炭酸リチウム等
群発期は禁酒・禁煙
規則的な睡眠の確保

薬物乱用頭痛

頭痛患者の数%にみられ、増加傾向にある頭痛です。

特徴

  • 早朝もしくは明け方に起こる
  • 頭痛の回数が次第に増え、毎日起こるようになってくる
  • 連日、起き抜けに襲う、締め付けられるような痛み、頭重感
  • 薬の量が増え、だんだん効かなくなってくる
  • 頭痛発作に対する不安のあまり、毎日飲まずにいられない

問題点

  • 治療困難な場合が多い
  • うつ状態やパニック障害を合併するものが少なくない

薬物乱用頭痛の原因

薬物乱用頭痛に陥りやすい薬 

鎮痛薬(特に市販薬)

  • 特に配合成分の多いものは要チェック
    複数の鎮痛成分を含むものは効き目はよいが、服用回数が次第に増えることも

  • 無水カフェインを含めて複数成分配合されたもの
    特に市販薬は簡単に手に入るだけに薬物乱用頭痛に陥りやすい

  • 1ヵ月に10日以上飲む場合は要注意!

このような場合はすぐ受診を 

  • 1分以内に痛みがピークに達するような急激に起こった頭痛
  • 1週間~1か月の間にだんだんひどくなる
  • 物が二重に見えたり、しゃべりにくい、手足が動かしにくい、しびれを伴う頭痛
  • 高熱、吐き気、嘔吐を伴う頭痛
  • 50歳以降に初めて起こった頭痛